小児口腔発達学会に参加してきました!
3/30〜31日に小児口腔発達学会に参加してまいりました。
1日目は、睡眠で世界的に有名なオードリーユーン先生の講義を丸1日拝聴する事ができました。
お口や顔の成長は、
気道(息が肺に入る道筋)の太さに関わるため、
実は質のよい睡眠を取るために大きな役割を果たします。
しかし、この分野は最近わかってきた事も多く、
今だにこどもたちのお口を育てる事が
良い睡眠をサポートし、こども達が健康的に育つ事にかかわる事を検証する論文は少ないです。
オードリー先生は、スタンフォード大学で診療をしながら、
自ら論文を書かれ、
どのような状態が、医療のサポート(治療)が必要な状態かや、
実際サポートすると、どう変わって行くのかなどを、
色々なデータをもとに科学的に検証されていらっしゃいました。
なかなか科学的根拠が出しにくい分野ではありますが、
ここまでしっかりと論文になっているのを拝聴でき、
大変勉強になりました。
2日目は、学会のサポートメンバーとして入ったため、
700人近い方をお迎えするにあたり、
企画運営する先生達の苦労もわかり、良い経験となりました。
また、学会を運営するというのは大変な活動でありながらも、
それでもこどもたちの将来のために、
小児の口腔発達の治療を広めていきたいという
理事の先生達の熱い思いを感じました。
明日からの皆様への診療に活かしていきたいと思います。