こんにちは!名東すずらん歯科こども歯科の渡邊有沙です。
7/12〜15まで、国際外傷歯学会世界大会に参加してきました。
この学会は、歯をぶつけた時に、折れたり、抜けてしまったりした際にどのような対応をすればいいのか、
その後歯がどうなっていくのかなどを、世界中の研究者、関係者の方々が最新の研究を発表したり学んだりできる機会です。
オリンピックのように、開催国を変えながら世界各国で開催されてますが、今年は日本開催。
しかも私が歯科医師3年目から4年間勤務し、歯科医師となる基礎を教えていただいた先生やその関係者の方々が中心となって作りあげる会でした。
世界中の著名な先生達の講演を、日本語訳でまなべる貴重な機会で、
歯の外傷は、なかなか体系的に学べる場所も少ないため、
大変勉強になりました。
日本人の先生が英語で講演されてるのを、日本語の翻訳に直して聞く…みたいな面白い事がおこります。
ご講演されていた先生の言葉が一つひとつ胸にささります。
中でも
『一瞬でその人の人生を変えるのが、外傷です』
という言葉が本当にその通りだなと感じます。
また、初期対応が数分遅れたり、知らなかったりするだけでその歯の寿命やその後の運命が大きく変わります。
もっともっと、そのような急に歯をぶつけた時にも患者さん達がぱっと思いだせるように、しつこいくらいに啓蒙活動していかなければいけないなと感じました。
ちょこちょこ、活動に移していこうと思います。
手始めに、歯をぶつけて抜けてしまったら、
とりあえず牛乳につけてください。
水道水で長く洗うのはダメですよ。
乾燥状態で放置(ティッシュにくるんだり)はもっとダメすよ。
事故にあったら、とりあえず身の安全や、脳への影響が無い事を確認して、(コンビニで牛乳を買って)20分以内に歯を牛乳につけて、歯医者さんに電話してくださいね。
電話できない時間だったら、とりあえずどこでもいいので救急で歯を見てくれる所に行ってとりあえず再植できる状態なのか確認してもらってくださいね。
それも無理なら、歯を、牛乳につけた状態で冷蔵庫に保管してくださいね。
後日、もう少しわかりやすく投稿したいと思っています。
以上、活動報告でした。
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