名東すずらん歯科こども歯科院長の渡邊基博です。
先週の小児口腔発達学会に続き、今週も睡眠についての勉強会に参加してきました。
今回は、主に成人の睡眠と歯科でできる睡眠時使用マウスピースについて、はばたき歯科おとなこども歯科の西尾佳朋先生からご指導いただきました。


内容は、睡眠の基本知識から睡眠障害を引き起こす様々な病態、治療法、そしてマウスピース治療の実習までと、
大変充実していました。
歯科医師が治療できる疾患は一つだけですが、
治療対象は約60%に及ぶこと、
そして日本にはまだこの病気に気づいていない人が多くいることを改めて実感しました。
実は私も、診断こそまだついていませんが、
おそらく睡眠時無呼吸症候群ではないかと考えています。
講師の西尾先生も仰っていましたが、この治療法は「歯科」という分野だけで見ると、
副作用なども懸念され、
積極的に進めたい気持ちと葛藤する部分もあります。
しかし、全身疾患や患者さんの悩みなどを考えると、
いかに副作用に気を付けながら治療していくかが重要になってきます。
睡眠時に使用するマウスピースが、
睡眠で悩んでいる方の力になれることは間違いありません。
現代病ともいえるこの睡眠障害ですが、
根本的な原因を考えると顎の成長不良によって気道が狭くなっている可能性があります。
当院で行っている小児矯正は、顎を前方に成長させることで気道を広くできるかもしれません。
少しでも大人だけでなく、お子さんの睡眠の質の向上に貢献できると嬉しいです。
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